町長コラム(2014年10月「熊との遭遇」)

2015年2月26日

「熊との遭遇」

 「今年は、ブナの実が皆無」の報道があってから、熊が里山に出没するのではないかと思っていたところ、予想通りとなってしまった。目撃件数も平成23年は32件、24年は51件、25年は24件、今年は10月7日現在で74件と多くなっていて、最近は隔年で増減している。熊の目撃は、時期的にも半月早く、それ以後は防災放送で注意を呼び掛けている。私は、今まで檻の中の熊は見たことがあったが、野生の熊を身近で見たことがなかった。熊は、背中を見せて逃げるのを追う習性があり、また、死肉を食す習性があることから倒れると襲われるので、熊と遭遇したら、まずは動かず少しずつ後ずさりをして逃げることと言われているが、果たしてそれが出来るのかと思っていた。9月下旬に林道を通って山に行くと、栗林の30m程の山の中腹に体長1m程の熊を見つけた。襲ってきても車で逃げられると思い車から降りて眺めていると、熊は栗を食べていた。こちらに気づいて顔を向けたので逃げる体制をとったが、熊はゆっくりと上に登って行った。栗で満腹になり森に帰ったのか、いなくなった。林道の先は、以前水田だったが今は草地になり人通りは少なくなっている。熊の出没を地区の人達に知らせ、熊注意の看板を設置する。我が家の栗、柿、キウイは平年作であるので、ブナの実が皆無とは不思議である。気候も影響しているのか、対応が難しくなってきていると感じる。

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